猫とわたしの七日間 / 小松エメル 他
1.事件が起こる場所には、いつも「猫」が現れる
1.事件の謎をめぐる「七日間」
上記、この共通設定(縛り)のアンソロジーです。
砒素とネコと粉ミルク/若竹七海
遠い親戚が亡くなった、どうやらその死には不審なことがあって・・・ なぜかすぐ殺されてしまうネコスケが不憫。
消えた箱の謎/小松エメル
研究室の皆の私物とレポートが紛失。 そんなものを盗ってどーするのか? 猫と教授、はたしてどちらが人間か。 しっちゃかめっちゃかでなにがどーなってww
まねき猫狂想曲/水生大海
伊勢神宮で手に入れた黒のまねき猫。なぜか喋るし、猫の姿に戻ったりもする。 なぜか母の交際相手の過去に話が行き・・・ ウチの猫も食べるかな?伊勢うどん。
猫を抱く少女/秋山浩司
交際相手の彼女がいきなりの帰省、どうやら誰か危篤らしい。 それと入れ替わりに現れた、得体のしれない男。しかも彼女の元彼だと言い張る。 彼女の言い残した言葉を頼りに絵画を探して・・・
踊る黒猫/村山早紀
これは、黒魔術の話なんでしょうかね? ネコは本当に人間を呪い殺すことが出来るかもしれませんよ。
ひだりてさん/大山淳子
あずかりやさんに預けられた、つるつるでべたべたな猫。その猫は常に左手をあげていて・・・ 親子の確執をほのぼのとした情景で綴っていますね。「社長」の独白で進んでいくのもいいなぁ。
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