キーライム・パイはため息をつく / ジョアン・フルーク
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年末の忙しい中で一気に読みきってしまいました。さすがみゆき先生は、頁を繰らせることが得意ですな。
今回は、サスペンス、もバイオレンスもなく淡々と事故死した会長の個人運転手の犯人を追ってゆくのですが、謎は被害者の過去にあるし、最後には遺族が満足しないところが秀逸(?)です。
どこかで出会ったと思っていたのですが主人公の「杉村」さんは「名もなき毒」に出ていたのね、納得。 灰色の脳細胞も地道に捜索する刑事も出てこないけど、人の悲哀について感じられるいい作品ではないでしょうか? お金持ちの婿殿が描くところがシュールですけど(´∀`;)ゞ
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シリーズ4巻が、ようやく文庫になりましたよ。しゃばけシリーズもドラマになるとは(笑) ファン層も厚くなってきたってことですかね?
さて表題作の「おまけのこ」とは、シリーズ通してメイン脇役(?)の鳴家が主人公です。長崎屋からひょんな事で離れてしまった鳴家の大冒険! 他に人の心に潜む感情が暴かれる4作品が入ってます。
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光文社のミステリーフェアで出会いました。鯨氏は「邪馬台国はどこですか?」しか読んでいないので、歴史ミステリ派だと思い込んでいたのですが本書には「本格推理小説」とあるではないですか。これは読まずにはいられません。
とはいえいつもジャケから入る私ですから佐久間氏の絵が気にいったのは間違いないんですが、最大の見せ場のマトリョーシカにナイフが突き立って血が溢れている部分が帯に隠れて見えないではないかぁ!
とまぁそれは置いといて。この物語は本格ミステリについて書かれている。問題は、何が本格かということだ。 とかく数字で評価されない文学作品中でもミステリというジャンルは体系化が顕著であり、また読み手の好みによって最高の賛辞を得られたり、こき下ろされたりします。 で、その中でも「本格」は謎解きを主眼に置かれた論理的に解決された推理小説にあたる。・・・まぁ驚かせるのが目的って考え方もあるか(笑)
本格は、それぐらいにしておいて この作品は平易な文章と学園物を思わせる情景で、軟派な印象を与えますが、なかなか一筋縄でいかないのが面白い。一気に最後まで読み進んでしまいました。本格とは何か?を知りたい方、謎解きが好きな方には最高!です。
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この本を普通の恋愛小説と思ってはいけません。 女を抱けない男が主人公です。 あなたは、過去の恋愛を自分の中でどう折り合いをつけていますか? 惜しんだり、憎んだりするのは簡単ですが、想いが宙に浮いたままだったら・・・
「失恋の痛手は次の恋愛が治す」とよく言われますが、過去に縛られている以上、次の恋愛にはならないんだよね。
主人公は、立ち直りかけた矢先にまた、彼女を失うことになります。 一緒に過ごした彼女の存在、居なくなってからの彼女の存在・・・どちらが自分にとって大きいだろう?
あなたは、最愛の人を失ったとき、自分がどうなるか考えたことがありますか?
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