キーライム・パイはため息をつく / ジョアン・フルーク

 クッキー・ジャーは今回も大忙し! お菓子コンテストに美人コンテスト、今回も身近な人が殺されて・・・

 今回は、ノーマンの隠れた腕前が披露されましたねぇ。モシェの気になる隣人も解決したし、ポイント高いんじゃないの?

でも、ミルキーウエイとスニッカーズどっちを選ぶ?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

とっても不幸な幸運 / 畠中恵

 しゃばけの畠中さんの現代ものです。 北森鴻の「香菜里屋」シリーズみたいに酒場に持ち込まれる問題をひも解いていくのですが、問題の持ち込まれ方が・・・缶に入っているのです(笑)

 飄々とした語り口、酒場に集う人々の裏には人間臭いドラマがあるんですねぇ。

楽しませてもらいました(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鬼のすべて / 鯨 統一郎

 あなたの「鬼」は、どんなイメージでしょうか? オニの正体は・・・!
殺人犯から犯行声明文が届いた、その差出人は鬼を名乗っている。しかも連続殺人予告までしている。本当に犯人は鬼なのか?

 伝奇小説ともミステリとも呼べる出来栄えですな。 鬼の正体については諸説紛々色々論じられていますが、鯨氏は一応の結論に達したみたいです。

ひょっとしたら彼方も鬼になってはいませんか?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゆめつげ / 畠中 恵

 しゃばけシリーズで一躍時代の寵児となった畠中 恵さんの作品です。 ・・・と聞いただけで作風がわかりそうですねcoldsweats01

 零細神社の頼りない長男が主人公。この神官の能力は夢の中に入りお告げをしてくれるというもの。・・・ただ結構とんちんかんな回答ばかり。 そこに多額の報酬をチラつかせ、みてもらいたいという男が。

 なんとも、この弓月禰宜がイイ味だしてます。とぼけたカンジでやっぱり長男だったりして。 畠中ワールドの妙味です。

でも、続編も見たい気が(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

四畳半神話大系 / 森見登美彦

 しがない大学3回生の鬱屈した感情が黒く蠢くパラレルワールドが描かれています。入学当初の4択により、人生はいかに変わるか?

 それが、いずれを選んでみても似たり寄ったり、やはり暗黒面に落ちていく・・・

 その事実に目をつぶってはならぬ。私は断固として目をつぶらぬ所存である。 でも、いささか、見るに堪えない。

明石さんイーネ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

覆面作家の愛の歌 / 北村薫

新刊で手に入らなくて古本屋で買ってきました。

 ジキルとハイドばりの2面性を持ったお嬢様作家が、事件を次々解決していきます。主人公と双子の兄もイイ味出してますな(笑)

 季節が移り変わっていくのも趣向ですかね。トリックが段々難しくなって行きます。電話のトリックなんて何回読んでも分らず・・・?(・ω・`)

でも、飄々としたお嬢さんが生き生きとしててイイですな(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

隕石誘拐 / 鯨統一郎

 「宮沢賢治の迷宮」です。 宮沢賢治へのオマージュと言ってもイイのかな?

 童話作家を目指している研二の妻子が誘拐された・・・どうやら、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」第五稿が存在していたらしい。その中には七色のダイヤの鉱脈の在りかが記されていて、それを知ったお義父さんが妻に教えた・・・ 謎が謎をよぶ、また宮沢賢治の知られざる暗部も掘り起こしていく。

 ぐいぐいと引き込まれるのは鯨先生お得意の歴史に裏打ちされた描写の細かさのせいでしょうか? 今まで思っていた、宮沢賢治像のイメージが大きく変わる一冊。

ミステリ好きならぜひ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

螢坂 / 北森鴻

 蛍坂でなく螢坂です。検索で出なかったんで・・・coldsweats01 今は亡き彼女の思い出と共に歩いたこの坂は・・・切なくも美しい表題作を含む5作品が収録されています。 

 北森鴻の短編ミステリは登場人物も少なく場面転換も少ないから、舞台などで表現されると映えるかな?とか思っちゃいました。

でも、弧拳といい残されたもの悲しみは、簡単に癒されるものではない

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桜宵 / 北森鴻

 香菜里屋シリーズです。 星新一みたいなショート・ショートが好きなものにとっては、短編ミステリも好物ですhappy01 ましてや美味しそうな料理と共に提供されては。

 表題作の桜宵は、刑事さんの亡くなった奥様からの託されたメッセージが何を物語っているのか?それを解き明かす工藤が努めと言い切るのがよいですなぁ

春の宵はまだ十分に肌寒い

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ピーチコブラーは嘘をつく / ジョアン・フルーク

 ええっと何冊目でしたっけ?! ハンナはとうとうショーナ・リー・クィンと対決します。恋敵というだけでなく、経営者としても。

 さて、二人からプロポーズされたハンナの回答は?

ピーチコブラーってどんな菓子なんだろ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

花の下にて春死なむ / 北森鴻

 第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作です。普段は、賞をとった作品とか気にしないで読むんですが、ビアバー「香菜里屋」の最初の作品となれば、心して読まねばwink

 それにしても、旨そうな料理が出てきますねぇ。表題作からは「チシャもみ」ですか。ウチの方は「チシャ葉」って呼んでいましたねぇ。やっぱり、サニーレタスと同じような料理に使われるんですが。

工藤さんの実写って難しいだろうなぁ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シュガークッキーが凍えている / ジョアン・フルーク

 ハンナシリーズ第6弾です。後半にはレイク・エデンのとっておき料理集が付いています。
 クリスマス・パーティでまた死体がshockまたその被害者はこのパーティで一番人目を引いていて・・・

 ハンナは、マイクのハマーを運転して雪道を・・・

チョコブラウニーにハラペーニョをたっぷりとgood 

でも、クッキーのレシピが少なくて残念?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

すべての美人は名探偵である / 鯨統一郎

 早乙女静香と桜川東子の競演です。 まぁ言ってしまえば名探偵は東子なんですが(笑) なにしろ静香が行動的(感情的?)なモンですから、静香中心に話は展開していきます。

 罵倒して、謹慎になって、死体を発見して、容疑者になって、金欠になって・・・ うーん 少し書き上げただけでも、世界が静香を中心に回っている気がする(笑)

で、真相は・・・(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

緋友禅 旗師・冬狐堂 / 北森鴻

 冬狐堂こと宇佐見陶子が活躍します短編集です。それにしても、よく人が死にますな(´∀`;)ゞ 

 私自身が焼き物に携わっているおかげで、こうした陶器に関しては骨董としての価値は分らないものの、焼き物の美しさは気にかかりますねぇ。 まぁ天目なんぞ手に入れたところでどーも、こーも出来ないんですが(笑)

人は狂いやすいよね

| | コメント (0) | トラックバック (0)

支那そば館の謎 / 北森鴻

 「裏(マイナー)京都ミステリー」とゆーサブタイトルが付いてます。大悲閣とゆーお寺の寺男が解いてゆく数々の事件! また回りの人も濃い人ばかり、新聞記者に、京都府警の刑事さん、それよりご住職がえぇ味だしてはりますなぁ。
 味といえば寿司割烹・十兵衛に出てくる料理も旨そうだなぁ。

そうだ!京都行こう。(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

みなとみらいで捕まえて / 鯨統一郎

 えーと、連作推理小説、のはずなんですけどね(´д`) どーよんでもギャグです! 鯨センセの本はこーゆーの多いですね。眉間にシワよせながらとか、手に汗握りながらとかもいーけど、爆笑しながら推理するのもいーもんですよ。

 もう一つの見方としては横浜の観光ガイドブックになってます(笑)

中華街行きたくなっちゃったなぁ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファッジ・カップケーキは怒っている / ジョアン・フルーク

 老猫に薬だ、違うフードだを与えるのは大変ですよね!さて、今回は、ビルの保安官選挙、レイク・エデンの料理本、そしてテッドの母親のカップケーキの材料探し。

 そこに現職の保安官殺しが! またまた、被害者にはウラがあり大勢の恨みをかっていた。 今回は、ビルは容疑者、ノーマンも不在、アンドリアは身重だし、マイクは頭ガチガチだし(笑) さてどーする。

でも、ラズベリーシロップってどんな味でしょ(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

レモンメレンゲ・パイが隠している / ジョアン・フルーク

 折角なので、シリーズをまとめて購入してきました。さて今回も犯人は人当たりが良く、ハンナは捜査上の秘密をしゃべってしまいます。おかげでハンナに間の手が・・・!

 死体ダイエットとは気が利いている(笑)

でも、したくはないな(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブルーベリー・マフィンは復讐する / ジョアン・フルーク

61xg9bgft8l_ss500_  時間があると本がたくさん読めるなぁ。 今回は、ほとんど出てこなかったあの方が犯人でした。まぁ最初からうさん臭いんだけどね。昔と今では人は変わってしまうのね、ってお話。
 ・・・5年かければ、人は顔立ちも変わるぅ、ましてや男、ましてや他人 今日もトーキョー迷子

あれ?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

狐闇 / 北森鴻

 今日は風が強くて寒かったですねぇ。こんな日は出歩かずに本読むに限りますよ。

 冬狐堂こと宇佐見陶子シリーズです。 いきなり罠に嵌められ鑑札剥奪、交通事故さえ仕組まれ運転免許の取り消しに。
 いつもは孤高ですが、今回はチームが出てきます。大きな陰謀に立ち向かうため。

 なーんか陶子さんの話は化かしあいが多くないかい?

でも、息つぐ間もないですよ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ストロベリー・ショートケーキが泣いている / ジョアン・フルーク

61yqm5mkn9l_ss500_ クッキー・ジャーのハンナの活躍シリーズ第二弾です!今回はケーキを作っていますねー。

 それにしても、殺人事件によく遭遇すること。レイク・エデンが閑静な田舎町ってゆーのがウソみたい(笑)

でも、旨そう(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ふたりのシンデレラ / 鯨統一郎

 休みが長いと本をよく読むわ~。

 この作品はセバスチャン・ジャンプリゾの「シンデレラの罠」へのオマージュです。 ただ、1人4役では飽き足らず、1人8役になっている!それが冒頭で説明されているにも関らず、騙されてしまうのは、作者の腕なのか。
 最後の解き明かしを「わたし」が行うことによって、この話は完結するのよねぇ。

実際に、そう簡単に上手くいくかは別の問題(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シュガー&スパイス /ジョアン・フルーク他

 ハンナシリーズの短編とゆー事で買ったんですが、他の作家さんたちとのアンソロジーなんですな。クリスマスに纏わるラブストーリーなんですが、ジョアンフルーク以外の方たちは、いわゆる「ハーレクイン作家」の方達でして、一言で言うと甘々です(笑)

 どの話も最初っから相思相愛のカップルばかり!こー上手くはいかんでしょってツッコミたくなりますなヽ(*`Д´)ノ

でも、クッキーのレシピは参考になりますな(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

誰か Somebody / 宮部みゆき

 年末の忙しい中で一気に読みきってしまいました。さすがみゆき先生は、頁を繰らせることが得意ですな。

 今回は、サスペンス、もバイオレンスもなく淡々と事故死した会長の個人運転手の犯人を追ってゆくのですが、謎は被害者の過去にあるし、最後には遺族が満足しないところが秀逸(?)です。

 どこかで出会ったと思っていたのですが主人公の「杉村」さんは「名もなき毒」に出ていたのね、納得。 灰色の脳細胞も地道に捜索する刑事も出てこないけど、人の悲哀について感じられるいい作品ではないでしょうか? お金持ちの婿殿が描くところがシュールですけど(´∀`;)ゞ 

でも、宮部作品って、イメージが鮮明すぎて読み返す事がないのよねー(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェリー・チーズケーキが演じている

 レイクエデンに映画の撮影隊が来た!クッキージャーもてんてこまい!マイクとノーマンに求婚されているハンナの前には大学時代の友人ロスが映画プロデューサーとして現れて・・・
 映画を撮ってたら本当に人が死んじゃった。誰が犯人か? ハンナの推理が始まる。

 いやー楽しいですね。姉妹3人が活躍しますよ。お母さんのドロレスも(笑)

美味しそうなクッキーレシピもたくさん(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おまけのこ / 畠中 恵

 シリーズ4巻が、ようやく文庫になりましたよ。しゃばけシリーズもドラマになるとは(笑) ファン層も厚くなってきたってことですかね?

 さて表題作の「おまけのこ」とは、シリーズ通してメイン脇役(?)の鳴家が主人公です。長崎屋からひょんな事で離れてしまった鳴家の大冒険! 他に人の心に潜む感情が暴かれる4作品が入ってます。

でも、鳴家一匹欲しいなぁ(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ミステリアス学園 / 鯨統一郎

 光文社のミステリーフェアで出会いました。鯨氏は「邪馬台国はどこですか?」しか読んでいないので、歴史ミステリ派だと思い込んでいたのですが本書には「本格推理小説」とあるではないですか。これは読まずにはいられません。

 とはいえいつもジャケから入る私ですから佐久間氏の絵が気にいったのは間違いないんですが、最大の見せ場のマトリョーシカにナイフが突き立って血が溢れている部分が帯に隠れて見えないではないかぁ!

 とまぁそれは置いといて。この物語は本格ミステリについて書かれている。問題は、何が本格かということだ。 とかく数字で評価されない文学作品中でもミステリというジャンルは体系化が顕著であり、また読み手の好みによって最高の賛辞を得られたり、こき下ろされたりします。 で、その中でも「本格」は謎解きを主眼に置かれた論理的に解決された推理小説にあたる。・・・まぁ驚かせるのが目的って考え方もあるか(笑)

 本格は、それぐらいにしておいて この作品は平易な文章と学園物を思わせる情景で、軟派な印象を与えますが、なかなか一筋縄でいかないのが面白い。一気に最後まで読み進んでしまいました。本格とは何か?を知りたい方、謎解きが好きな方には最高!です。

他の鯨作品も読みたくなったなぁ(笑)

続きを読む "ミステリアス学園 / 鯨統一郎"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

涙堂 / 宇江佐真理

 同心の妻、琴は、夫が亡き後末っ子の息子と町で同居をはじめる。子供達は今でも父親の死を不審に思っており内々に調べているようだ。琴は身辺の雑記を書くようになった。

 変わった形態の文章ですねぇ。メインテーマが夫の殺害疑惑なんですが、真相の判明と同様、曖昧模糊としてます。伊十さんとの関係をメインに据えても良かった気が・・・ 長編として続けて江戸町内記録としても面白かったのでは?

でも、イマイチ盛り上がりにかける

| | コメント (0) | トラックバック (0)

狐罠 / 北森鴻

 孔雀狂想曲が面白かったので、作者の作品を遡ってます(笑)
 旗師の冬狐堂(30代の女性、スゴ腕目利き)が巻き込まれる目利き殺し(贋作の売りつけ)に殺人事件が絡んできた。やり返そうと細心の注意を払いつつ贋作に手を染めるがプレッシャーに倒れてしまう・・・二重三重のミステリーが隠されています。ハラハラドキドキが最後まで続きます。

長編なのにすごいね(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

台所のおと / 幸田文

 講談社文庫の泣ける本フェアで手に取りました。いやー幸田文が露伴の娘とは知りませんでした。不勉強で申し訳ない。

 物悲しい話ばかりの短編集です。ただ坦々とつづられていく日常は、腹だたしくもあり、辛くもあるのですが、さりとてどうする事も出来ず過ぎてゆく・・・ 身につまされます(笑)

病人におでんはありかな?(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

卵のふわふわ / 宇江佐真理

 ~八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし~
各章に食べ物のタイトルが付けられていますが、根底には夫婦間の感情の行き違いがあるのですが、主人公は嫁の「のぶ」だよねぇ? 舅の忠右衛門の人生一代記みたいな気がしてくる(笑)

 舅は、喰道楽なのに、嫁は偏食家・・・ 若旦那はあまり喰い物に対して絡んできませんな? それにしても「喰い物覚え帳」の紛失が悔やまれる。

でも、正一郎の、心の内はワカランでもない(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

水の時計 / 初野 晴

 想像すると、食事も出来なくなりそうです。 非合法臓器移植の話です。 ただ、その提供者が、脳死状態なのに意思を伝えて来るのです!

 人間の死と生について、よく考えたくなる話です。 
ただ、あーゆう形で臓器を受け取った医者が、移植するのは犯罪にならないのでしょうか?

臓器を貰ってまで生きとりたくないなぁ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

孔雀狂想曲 / 北森 鴻

 休みの時しか書評なんてかけないからね(笑)集英社のナツイチフェアで買いました。ハチのキーホルダー付き。 いやジャケ買いなんですけど!

 ある売れない骨董屋が舞台です。小道具、民具、ジャンクいろいろなジャンルがありますが、値段の相場はあってないようなモノ、そこを狙って目利きが群がります。当然、問題が出てきます。そこで骨董屋店主 越名集治があざやか(?)にそのミステリを解き明かして行きます。

 なんか終始 ホンワカしたイメージで進みます。ソフトミステリが好きな方にオススメ。

でも、アンディ・ウォーホルくらい知っとけよ 安積さん(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真夜中の五分前 / 本多孝好

 この本を普通の恋愛小説と思ってはいけません。 女を抱けない男が主人公です。 あなたは、過去の恋愛を自分の中でどう折り合いをつけていますか? 惜しんだり、憎んだりするのは簡単ですが、想いが宙に浮いたままだったら・・・

 「失恋の痛手は次の恋愛が治す」とよく言われますが、過去に縛られている以上、次の恋愛にはならないんだよね。

 主人公は、立ち直りかけた矢先にまた、彼女を失うことになります。 一緒に過ごした彼女の存在、居なくなってからの彼女の存在・・・どちらが自分にとって大きいだろう?

 あなたは、最愛の人を失ったとき、自分がどうなるか考えたことがありますか?

今、素敵なパートナーがいる方こそ読んで欲しい

| | コメント (2) | トラックバック (0)

蚊トンボ白鬚の冒険 / 藤原伊織

 藤原伊織の追悼キャンペーンで購入しました。 面白いですなぁ。バイオレンス物だと思いますが、蚊トンボが人間に取り付いた設定なんてどう思いつくんだろ(笑) たった3日間の話なのですが、めまぐるしく展開します。 あぁ内容を書きたい・・・

 最後が楽しい結末ではありませんが、主人公の生き方には憧れます。

でも、蚊トンボは筋肉の専門家にはならないよなぁ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地獄の釜 / 鈴木栄治

 タイトルだけで買ってしましました。「友のべそ、父のしあわせ 俺の恋」 なんと欲張りな(笑)

 書き下ろし長編の最新刊ですが、やっぱり途中の話というカンジを強く受けます。 終わり方も尻すぼまりで臨場感のあるヤマ場からあとが、だらけたカンジがします。

連続長編では、しょうがないのかもしれませんが(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あやめ横丁の人々 / 宇江佐真理

 時代小説・・・いや、考証的に言えば江戸時代に こんな話は、在り得ないのでしょう。

 一時の感情で人を殺めてしまった、お武家の三男坊。逃げ込んだ先は一癖も二癖もある住人達が住んでいる横丁だった。しかも、皆自分の過去には口が重い。

 あやめ横丁の名前には、花の「あやめ」の他に、もう一つ意味があります。 この殺伐とした世の中にこそ、この話を読んで欲しいものです。「・・手前ェがされていやなことは人にもしちゃならないってことさ」

読み終わったあ