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「うわん」を読んでエメル先生のファンになりまして、既刊を読むことにしましたよ。ジャイブ小説大賞を受賞したこの作品は、百鬼夜行から落ちた憎まれ口はたたくものの憎めない子鬼の「小春」と、落ちた先の般若みたいな顔つきの古道具屋「喜蔵」の妖怪だらけの物語である。
あっちこっちで妖怪と遣り取りしていくが、どうも元凶は小春にあったようで、天狗とやりあった際にこぼした「百年後」を覚えていたようだ。当時は化け猫だった小春は子鬼に代わり力も小さくなっていたが。
最後には百鬼夜行に戻れた小春。さて続刊は同繋がるのか?
妖怪よりも貌の怖い人間て(笑)
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