ペンギン鉄道 なくしもの係 / 名取佐和子
黄色い表紙にペンギンですよ。こりゃかわいいですなぁ。 しかも目次には第一章には猫が出て来るっぽい。 ・・・もう買いでしょうww
とは言うものの、いきなり猫は骨壷の中だし、しかも失ってるし、いきなり暗い出だしだな・・と思っていたのですが、大和北旅客鉄道波浜線遺失物保管所に連絡するところから話は転がって あーこりゃ鉄道人情物語かな 有川センセの「阪急電車」みたいな。
次の話はニートが主人公ですよ。 引きこもりの人間がネットで頼まれた リアルなお願い・・・アイドルのライブに参加を。 まーそれまでには色々あるんですが(笑)
今度は有閑マダムならぬ 落ちこぼれ主婦がゲームを辞めたトコからですよ。 ここまで来て あ短編だけではなくて、なにかしら関連があるんだなーっと。 まー口を突いて出てしまう嘘ってありますわな。 しかも取り返しがつかなくなるってww
さて、人生の終盤を迎えた男が理不尽な怒りとともに旅をしますよ。しかもペンギンを追って・・・・ あーしまったなぁ。 この物語の一番のクライマックスで気付かなかったよぉー 救急車に乗る前に、この主人公の名字を答えた時に、この路線の終着駅海狭間駅の一番の利用客 企業の名前とピンとこなくちゃいけなかったんだね。 惜しいことしたなぁ。
ここまでの章はすべてこの最終章に繋がるための物語だったんですねー ペンギンがいつまでも脇役のままっつーのが寂しいけどw
でも、あんぱんでも好きなパンがあって良かったよねぇ。孫が精出せるよ。 わたしゃパン食べないからなぁ。
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