あんじゅう / 宮部みゆき
三島屋変調百物語事続ですな。 ”あんじゅう”は暗獣だそーで、まっ黒な草履のような不定型な生き物だそうです。
いわゆる「まっくろくろすけ」ですなwww 多分日本各地にこのような話は転がっているのでしょうなぁ。 一致しているのは、人がしばらく住まなくなった空き家や廃屋に巣くっていること、闇から闇へと動くこと、割とすばしっこいこと、人が住みだすと居なくなってしまうこと。
ん でも触れるものなら触ってみたいものですなぁww
実は、この表題作の前に2話ほど、違う話があるんですが、 神様を宿してしまった男の子の話と、姑の怨念ならぬ義姉妹の怖い話とか。 話自体は単体で読んでも意味を為すんで、短編としても面白いのですが、それでも際立って「あんじゅう」の話は楽しくまた切ないですなぁ。
なぜか包帯ぐるぐる巻きの姿でww
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